清水政幸・清水弥生うつわ展より
妻の仕事・夫の仕事互いに程よい距離と
信頼で土に向き合って来られたお二人の仕事。
土造りも窯焚きも、窯出しも、焼きあがったものの手入れも、全ての工程は、助け合いの気持ちが有ればこそできる体力と気力のいる仕事です。
「ともかく作ることが大好きだからね」と笑顔で語って下さるお二人です。
先日、時間のかかる手仕事を選んだ理由をお尋ねしてみました。
「作りたいと思った時から、何度も手を止めて、、じっとこれで良いのか?って見ながら、また作りだす。その繰り返しが、僕は好きなんだな。」とお話頂きました。
「電気轆轤を使うと、作りたい形を見逃してしまいそうな時があって・・・。結局自分の納得できる線とか膨らみとかを見つける」
「蹴轆轤で作る時も、あのゆったりとした速さで作るのが良いんだなぁ」
どの作品にも、掌を当てると土の体温を感じます。緊張感より、ぬくもり。
手でそっと触れてみて下さい。きっと感じて頂けるはず。
今日もご来場をお待ち申し上げます。
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