藍染のハンカチが必要になり、先日県北の染色家・渡邉洋美さんの工房をお訪ねしました。予め大きさ等お伝えしていたので、新たに染めて下さったものを含めいくつかの中から選ばせて頂く事が出来ました。お贈りする方のお顔を浮かべながら・・・。素敵な仕上がりに選ぶのも迷い迷い。藍染の知識がまだまだな私にとり、とても勉強になる時間でした。結局1枚が・・3枚。見る回数が多くなるほど、引き込まれていく魅力ある染でした。そのあと、お茶をご馳走になりながら、渡邉さんが染色家として立ち上がる貴重な18年の歩みをお聞きすることが出来ました。「立ちあがる!」時を大切に真剣に過ごされたご苦労や、藍と向き合ってきた怒涛の日々のお話に、深くこころ打たれた栂です。更に、染色工房での1時間ほどの間は、《藍の命》がどのような過程を辿るのか細やかに教えて頂く事が出来き、時間と体力と気力が必要だと思わずにいられませんでした。本当に素晴らしい!『手仕事』です。
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小川礼子 (金曜日, 25 8月 2023 16:16)
この欄に初めてコメントします。
最初は、先日の齋藤知華さんかと思いました。県北にも藍染めをなさっている方がいらっしゃるのですね~引き込まれる魅力ある藍色。どんなハンカチだったのでしょう?ぜひ拝見したいです。爪がやはり青い!
また、「手仕事」とのいい出会いがあって・・・よかったです。