今回の作品展は、
赤穂緞通の織りての皆さんが
これからの時代を見据え、新しい織物作品を作り出したいと
【赤穂ギャベ】の思索を重ね、挑戦されたものです。
ですが、会場には100年くらい前に赤穂で織られていました
古緞通も2枚展示しています。
これはそのうちの一枚『吉祥』です。
昭和初期の緞通です。
小さな六つの丸紋は【壽】のシンボルに小さな四匹の蝙蝠(コウモリ)。
縁文様に龍。シンプルに意匠化された吉祥文様の緞通です。
数ある中でも珍しい文様の一つだそうです。
どのような場所(名家)でお使いだったのでしょう?
想像が広がります。
大きさは一畳です。
床に敷く、壁に掛ける。楽しみ方はいろいろですね。
実物は、凛とし品のあるお品だと思います。
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